趣味に生きる

紫鯖で活動してい『た』、とあるランサーの日記。

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COMMENT

ティルナさん書くのはやくね?w
まだ第4夜までしか読んでなす(´・ω・`)ショボーン
これってもともと構成とか考えてたのかな???
ハクロン | URL | 2008/04/04/Fri 09:46 [EDIT]
ハクさん>
構成とかは特に考えてなかったです。
小説書くとしたらこんなシーンあるだろうなぁ、というワンシーンを想像して
よし、じゃぁこうして行こう みたいな感じでスタートしました。
ようするに勢いで発車したわけですね。
プロローグから第二夜くらいまでは当初から考えていましたが、そこから先は新たに考えて書きました。
ちなみに現在も先の展開を考え中。
ティルナ | URL | 2008/04/04/Fri 09:51 [EDIT]

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第八夜 ”Past”

小説っぽい読み物 2008/0404 Fri 00:46:11
春の眠気にもまけず。

こんばんは、作者です。

最近リアで色々ありましてやや更新が滞り気味に!

というより本来のペースがこんな感じなのかな?

物凄く調子が良い→2日更新
調子が良い→3日更新
普通→4日更新
調子がやや悪い→5日更新
あれ?筆が進まないぞ? (;・∀・)→7日更新

こんな感じなんでしょうか・・・w

あ、あと終盤に備えてなんですが

小説に出演してみたい方を募集してみたりします。

死ぬことは無いと・・・思いたいです。

出来うる限りの表現をしたいと考えていますので

エキストラ参戦を希望される方はコメント、もしくはRS内で耳ください。

稚拙で腕も技術も無い作者ですが、精一杯頑張りたいと思います。

よろしくお願いします。

それでは、本編をお楽しみください m<_ _>m
子どものころは、とにかく大きくなろうと思っていた。

身体的な面でもそうだったし、なにより、人として大きくなりたかった。

自分の父が、とある王国の隊長を勤めていたように。

自分も、いつか父と同じくらい大きくなろうと。

それがどんなに小さな部隊長であったとしても

自分にとっては、それが全てだったのかもしれない。

剣術を一通り学んだ後

「もうお前に教えることは無い」

そう笑顔で父に言われた時は、嬉しかったと思う。

反面、大きかった人が少しだけ、小さく見えた。

剣術を学び終えた記念にと、父がずっと大事にしていた剣をもらった。

「その剣は、お前に本当に守りたいものができた時のみ、使いなさい」

父は、剣を手渡す際に、そう言っていた。

そんなものが無くとも、当時の自分の腕は、かなり熟練していた。

剣を使わずとも、大切なものを守り抜いてみせよう。

若かった自分は、新たな誓いを立てた。

しかし、たかが十代そこらの誓いという壁は、わずか半年足らずで決壊することとなる。

いや、元から穴だらけで、いつ崩れてもおかしくなかったものに違いない。

以前から仲が悪く、交友関係が悪化していた隣国が、攻め入ってきたのだ。

味方の防衛線は次々と突破され、その軍勢がついに自国へと迫ってきた。

剣を渡したと同時に騎士団を辞めていた父は、自宅で待機しているしかなかった。

『俺よりも腕の立つやつがいるからな』

多くの騎士たちが驚く中、父はそう言って騎士団を去った。

父が去って、代わりに自分が騎士団を率いる立場となった。

親の立場を子が引き継ぐ。

それは自分と、そして周囲との戦いでもあった。

最初は苦戦もしたが、やがて周囲も、自分を認めてくれていた。

その矢先の出来事だった。

隣国の軍勢が自国を陥落させるのは、もはや時間の問題。

王国は決死隊を結成し、万に一つの勝機にかけていた。

その中には無論、自分も含まれていた。

父がこの国を愛していたように、自分もこの国を守ろう。

出立の際、そう覚悟を決めていた。

たとえその結果が、自身の死だったとしても。

思いを遂げて死ねるのならば、騎士としてこれほど幸福なことは無い。

知らず、空を見上げていた。

黒い下地に、白く輝く装飾が施された空。

その中に、一際大きな蒼い月が、自分たちを照らしていた。

「良い月だ」

誰に言うでもなく、そう言っていた。



家ではおそらく、父が祈りでも捧げているのだろう。

そう思って城から出陣して、半刻。

小高い丘から眼下を見渡せば、そこには地平線まで続くかがり火。

正確無比に並べられたそれは、一種異様な恐怖を駆り立てる。

相手の兵力と比較すればするほど、こちらの勝てる見込みが無くなっていく。

たむろしている軍勢を眺めながら

「決死隊とはよく言ったものだ」

愚痴をこぼしていた。

やがて、闇夜に乗じて奇襲をかけた。

正攻法では、歯が立たない。

さらに、ここで逆転を狙うのならば、それは奇襲によるものしかない。

皆覚悟は決まっていたらしく、まっすぐに敵陣へと突撃していく。

叫びが、虚空にこだまする。

地を駆ける草原が、鮮血に染まっていく。

目前の敵が、何かわからないことを叫んで、両断されていく。

相手から放たれた爆弾で、世界から音が消えていく。

沸き立つ煙が、もはや火薬以外の臭いを嗅ぎ取らせないようにしていく。

周りから、徐々に味方が減っていく。

そして、自分一人になった。

前後左右をわずかに見ても、誰もいない。

文字通りの、孤立。

最初は大気を震わせていたほどの叫びも

今や、自分に向けられる敵意だけとなった。
























そんな、懐かしい夢を見た―――




静かに、目が覚めた。

看病をしていて、どうやら疲れていたらしい。

椅子に座ったまま、窓を見る。

水滴が尾を引いて、窓ガラスを垂れていくのが見えた。

外は、雨のようだ。

あの後

倒れたルティを抱えて宿まで戻り

通路で居合わせたルイにローザさんのところへ行ってもらい

看病のために奔走していたのが、数時間前。

とりあえず、やるべきことのみを終わらせて、今はベッドの脇に腰掛けている。

テーブルの上に置かれた時計は、じき午後の8時を回ろうとしていた。

時が刻まれる音を背景に、今日の出来事を振り返る。

そう、俺は彼女に助けられたのだ。

キャンサー気孔で得体の知れない何かに襲われ、気を失い

目を覚ました時には死を覚悟し、直後にルティが敵を倒した。

そして、彼女は気を失った。

今思えば、不意打ちとはいえ気を失ってしまったことが、情けなく思う。

あの時気を失わなければ、俺は彼女と共に、相手を楽に倒せたのではないか。

今まで見たことの無いような力を使い

その結果、彼女が倒れてしまうようなことは無かったのではないか。

自責と後悔。

大きく息を吐いて、ベッドで寝ているルティを見る。

毛布に包まれて浮かんでいる体の線は、一定の間隔で上下している。

鎧姿だった彼女は、宿に連れ帰った際に、寝巻きに着替えさせた。

着替えさせるのは躊躇われたが、そのようなことを言っている場合ではなかった。

たしかに、内面では少し恥ずかしかったし、ルティに対して悪いとは思ったが・・・

「・・・って、何考えてるんだ俺は・・・」

言って、両手で頭を抱えた。

このままいても何も出来ないので、居間に移動する。

居間には、ルイがいるはずだ。

奴から話を聞いて、今後の方針を決めよう。

部屋を出る際、彼女のいるベッドに、視線を移す。

眠らせた時と変わらず、彼女は眠り続けている。

視界が狭まって、やがて彼女が見えなくなった。





居間には何をするでもなく、テーブルのイスに座っている、ルイがいた。

「いきなりの頼みごとを聞いてもらってすまないな、ルイ」

言ってお詫びに、とカップに飲み物を注いで手渡す。

「いいって、お前と俺の付き合いだし」

手渡しのカップを受け取って、ルイは言った。

「それにしても、一体何があったんだ?ルティがぶっ倒れるなんて」

数百年に一度あるかないかじゃないか、とルイは苦笑しながら言った。

冗談めかして言うあたり、ルイはこちらに気を遣っているのだろう。

その言葉に、居たたまれなさを感じた。

「と、そうそう姐御からの伝言だ」

何かを思い出したかのように、ルイは言った。

姐御というのは、ローザさんのことだろう。

何事にも毅然とした態度を取る彼女を、ルイは姐御と呼んでいる。

「今回の事件、実はキャンサー気孔だけの問題では無いらしい」

カップを口に運びながら、ルイは言った。

「え・・・?」

いまいち話の内容が掴めず、疑問の声を上げる。

それは一体どういうことだろうと考えていると

「最近になって、ダンジョンに場違いなモンスターが多数、各地で発見されているらしい」

ルイが、疑問の答えを口にする。

「それって・・・たとえばコボルドたちの洞窟にアライブコープスがいるような?」

実際に起こっているかは不明だが、そんな例を出してみる。

「まぁ、そんなところだ」

表情を変えるでもなく、ルイはこちらの表現を肯定した。

「姐御はこの件に関して対処するから、しばらく忙しいんだそうだ」

「それと、時間が出来たら一度来るように、だと」

言い終えて、ルイは再びカップを口に運んだ。

「そうか、わかった」

頷いて、居間を後にする。

自室に戻る間、これまで起こった出来事をまとめてみる。

突如として各地に出現した強敵。

深紅の瞳に染まった彼女の目。

槍に魔力そのものを移す技法。

「これはローザさんに話したほうがいいのかな・・・」

片手で頭を軽く掻きながら、結論付ける。

今夜はもう、遅い。

自室の前で、ルティの部屋の扉に目をやる。

今にも開きそうだ、と思える扉はしかし、開かない。

おやすみ、と一言言って部屋に入る。

部屋の入り口から見た窓の向こう。

雨が、さらに降っているように見えた。
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ティルナさん書くのはやくね?w
まだ第4夜までしか読んでなす(´・ω・`)ショボーン
これってもともと構成とか考えてたのかな???
ハクロン | URL | 2008/04/04/Fri 09:46 [EDIT]
ハクさん>
構成とかは特に考えてなかったです。
小説書くとしたらこんなシーンあるだろうなぁ、というワンシーンを想像して
よし、じゃぁこうして行こう みたいな感じでスタートしました。
ようするに勢いで発車したわけですね。
プロローグから第二夜くらいまでは当初から考えていましたが、そこから先は新たに考えて書きました。
ちなみに現在も先の展開を考え中。
ティルナ | URL | 2008/04/04/Fri 09:51 [EDIT]

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