趣味に生きる

紫鯖で活動してい『た』、とあるランサーの日記。

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続きキタ━━━━━゚+.ヽ(。・ω・。)ノ+.゚━━━━━!!!
ティルナさん文才あるなぁ~
微妙にランサの言葉遣いが気になったりするけど・・・
次回作にも期待です!!(神父はでてくるのだろうか?w
ハクロン | URL | 2008/03/17/Mon 15:55 [EDIT]
前回よりこっちのが2話分だと思いますハイw
ランサがカッコヨス(・∀・)
戦闘表現うまいな~今度参考にしよう(ぁ
3日後の更新待ってます( *´艸`)(軽くプレッシャーw
れいでぃ | URL | 2008/03/18/Tue 01:15 [EDIT]

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第二夜 The Moonlit Night

小説っぽい読み物 2008/0317 Mon 15:07:08
おまたせしました、第二夜です!

今回はどうなるんでしょうね~

個人的には、展開を楽しんでもらいたいです。

それでは、本編をお楽しみください m<_ _>m
昔の夢を見ていた。

自分が旅に出た原因。

自分が旅に出た理由。

自分が旅に出た目的。

この似ているようで違う、全ての要素を含んだ夢を見るのは、実に数年ぶりになる。

父を埋葬し、近くの村に事情を話し(村から隔離されていたことは伏せたが)保護された後も

私はあの惨状を夢に見、うなされていたものだ。

起きれば常に汗をかき、動悸も激しくなっていた。

そして、静かに涙した。

やはりあれは変えようの無い事実で、自分はそれを受け入れるのみだ、と。

それをしばらくは、毎晩繰り返していたような気がする。

その度に、私の決意は固くなっていった。

村で保護されている間

父を殺したヤツに復讐すると誓った私だが、戦い方など知る由も無かった。

復讐するためには、戦いを心得なければならない。

幸い、この村にはよく冒険者たちが訪れる。

彼らに師事を請えば、もしかしたら、いや、何がなんでも師事してもらい

戦い方を身に付けなければ。

そして、村に滞在していた冒険者に、戦いを師事するよう頼み込むこと1ヶ月。

やはり冒険者たちにも自身の生活がある。

見ず知らずの女の子の、それも物騒な頼みごとに頷いてくれる冒険者はいなかった。

それでも諦めず、頼み込むこと34日目。

酒場のカウンター席で、偶然隣り合った女性と意気投合し

戦う術を教授してもらえることになった。

その冒険者も何が嬉しかったのか

「お前さんの腕が一流になるまで面倒を見てやるよ」

なんてことを言い出し、本格的な修行をすることとなった。

とてもありがたかった。

ありがたかったのだが、このことを、私は口にせざるをえなかった。

「その、頼み込んだ身として言いづらいのですけど、なぜ、私に戦う術を?」

そう質問が来るのを見越していたのだろうか、その女性は

「簡単な話しさ。あんたは私と同じ目をしていたからさ」

そう言って、女性はクスクスと笑いながら、グラスのお酒を飲み干した。

酔った上での口約束ではなかろうか・・・

私は不安になった。


しかし、その不安は、翌日から始まった修行にかき消された。

驚いたのが、どこで調べたのか、私の宿に迎えに来たのが、彼女自身だったことだ。

驚いた私を見て

「修行してあげる約束したじゃない」

と、さも当然のように言った。


しばらく歩いて、村の外へ出る。

村の外にある、殺風景な岩場に移動した後

まず、何を学ぶかという話から始まった。

その女性が得意としていたものは、槍と弓で、このどちらを学びたいか、ということだった。

広い間合いが求められる弓は不利、と考えた私は、槍を学ぶことにした。

弓はあくまでも槍のサポートスキルとして学び、槍に主軸を置く。

こうして修行を始めること2~3年。

人をしごくのが趣味なんじゃないか、と疑いたくなる師匠から一応の「免許皆伝」をもらい

私の修行が終わった。

修行が終わった後、師匠は何事も無かったかのように村から去っていった。

修行を始めたときもそうだったが、あの人はどこか掴めない。

そんな師匠にちょっとした憧れと感謝を抱いて

私も村を後にした。

目指すのは古都ブルンネンシュティグ

修行中、師匠と話したことなのだが

「情報が欲しければブルンネンシュティグに行けばいい。あそこは情報がありすぎる」

ということだった。

余談だが、あの夢は修行が進むにつれてあまり見なくなった。

毎夜夢に見るのは、師匠との過酷な模擬戦闘ばかりであったからだ。




白い月が煌々と辺りを照らす。

時刻は、じき0時を迎えようとしている。

暗く、静寂に包まれたこの場所は、呼吸さえ許されないほどの静けさを讃えていた。

グレートフォレスト。

古都ブルンネンシュティグから北西に位置するこの森は、広大な森である。

人の手も加えられていないこの森は、魔物たちにとっても良い居住地帯になっている。

迷い込む一般人、冒険者たちも、ここでどれほどの命を落としたことだろうか。

そんな鬱蒼とした森の中で、一本の太い木に寄りかかり

1人の女性が腕を組んだまま、目を閉じて立っていた。

年齢は20代前半ほど。

凛々しさを思わせる精悍な顔つきは、目を閉じているだけでも伺える。

肩に届くか届かないか

金色に近い茶色の髪は、月に照らされてなお輝いているように見えた。

彼女の横に立てかけてある槍には及ばないが、それなりに身長はあるほうだろう。

鎧で全身を覆った彼女は、さながら騎士を想像させる。

冒険者たちの中には、機動性や服装を考慮して軽装になる者もいるが

この女性に関しては対照的であった。

ふいに、女性が目を開けた。

やや吊り上ったその目には、強い意志が感じられる。

その漆黒の瞳は、彼女の立つ位置から少し奥の森を写していた。

「そろそろかな・・・」

言って、女性は懐から懐中時計を取り出す。

時計の針は、じき0時を指そうとしていた。

秒針が刻まれるにつれて、森の奥地、やや開けた空間に変化が現れ始める。

まるで空中から水が流れるように、滴る水が空間という泥を洗い流すかのように。

気がつけば、何も無かった場所に、大きな館が建っていた。

否、元からあったものがこの時間帯にのみ見え、そして現在化した。

「存在の次元をずらすなんてね、探すのにも苦労するわけだ」

長年の探し物が見つかった感想を述べて、彼女は槍を手にした。

背が木から離れる。

見据えるのは館のみ。

その表情は、彼女が木に寄りかかっていた時から、変わらなかった。







館の入り口に立つ。

ブルンネンシュティグでもこれほどの大きな館は無いだろう、と思われるほどの巨大さ。

しかし、その壁は汚れ、タイルは剥がれ、窓もところどころが割れている。

館と言うよりは、廃墟と言われるほうが正しいそれは、しかし並々ならぬ存在感があった。

それは、館自体から放っているのか、それとも館の主からのものなのか。

だが、館を目前に立つ彼女は、そのようなことは気にしている素振りすら無い。

どこから入ろうか、と思案しているのだろう。

辺りを見渡す彼女の目前で

キィ

短い音がして、この館の玄関であろう木造の扉が開いた。

「歓迎されてるみたいね」

わずかな笑みを浮かべて、女性は建物へ入っていった。

玄関から入った途端、視界が開けた。

玄関からは絨毯が敷かれ、それは現在のフロアから続く扉、階段へと伸びていた。

階段まで続く通路も、なかなか長い。

埃まみれの絨毯の上を、月明かりのみの照明を頼りに、彼女は階段へと歩き始めた。

窓から差し込む月の光が、階段を歩く彼女を照らす。

この館には照明が無い。

ゆえに明かりは月光のみであり、廊下は月明かりで照らされる部分以外は、見通しが悪い。

それでも女性は、歩く速度を緩めず、廊下を歩く。

2階に上った彼女は、遠目から館を見た構図を元に

この館の主がいるであろう部屋へと向かった。

やがて、一つの部屋の前で、彼女は止まった。

両開きの扉を前にして、彼女は扉に手をかける。

彼女に押されるまま、何も抵抗が無く、扉が開いていく。

そこは、城における王の間を彷彿させた。

扉からは幅いっぱいに絨毯が敷かれ、それは奥へあるイスへと続いていた。

イスの背後には巨大な窓、天井も高い。

月の光を受けてその全貌を見せるイスは、綻びも見せないほど美しいものだった。

この傷だらけの洋館の中で、そのイスだけが不自然に見えた。

その不自然なイスに、1人の男が腰掛けていた。

腕を置くであろうそこに肘を乗せ、手を顎に置きながら、目は彼女を見ていた。

「・・・」

女性は無言で近づく。

その手には、両端にこれ見よがしにつけられた、刃を伴うランスが握られている。

座った男性と立ち止まった女性の間が7mほどになった時、男性は立ち上がった。

「ようこそ、我が館へ」

「この館の主として貴女を歓迎しよう」

恭しく礼をする男性に対し

「もてなすのなら、館の手入れぐらいはすべきね」

素っ気無く、彼女は返事を返した。

「いや失礼、何分、久々の来客だったのでね。もてなし方を忘れてしまっていた」

女性の返事に気を悪くするでもなく、男性はそう答えた。

「さて、ここに来たからには、何か用件があるのであろう?」

用件は何か、そう言いたげな姿勢を前に

「あなたに復讐しに来たの」

別段、隠すことは無いとでも言うように、彼女は言った。

その顔は、まるで知人に話しかけるかのような、穏やかなものだった。

「ほぉ、復讐とは、いやはや・・・」

少々言葉が浮かばず、思案する男性を

「あぁ、良いセリフが浮かばないんでしょ?でもいいわ」

女性は笑顔を崩さず、男性の言葉を制する。

「今すぐ殺してあげるから」

言った彼女は、既に間合いを詰めて男性に斬りかかっていた。

7mの間合いを一瞬で詰め、相手の左肩から右脇腹へとランスを走らせる。

「ぬ・・・!」

空の手でランスを防ぎにかかる。

いや、空の手と思われた男性の右手には、既に一本の剣が握られていた。

ガキン!

鈍い金属音が、部屋に響き渡る。

並みの人間ならば、一撃で両断されるであろう攻撃を、男性は防いだ。

しばしの鍔迫り合いの後、女性はトンと軽く後退した。

「なかなか良い反応じゃない」

言って女性は再び疾駆する。

それはこの場に居合わせたものなら、さながら消えたように写るだろう。

わずか数歩の距離で疾駆する彼女は、そのランスを以って目前の敵に斬りかかる。

消えた彼女の姿。

しかし、この世界から消えたわけではない。

実体はそこにあるし、それは物理的にこちらに干渉してくる。

男性は見えない彼女の姿を捉え、彼女の繰り出す一撃を己が剣で捌く。

左肩への一撃は剣を払って。

右脇腹へ下から来る斬撃は剣を縦にして。

額を一突きにしようと迫る刃には剣の腹で。

それぞれ一つでも間違えれば必殺になるであろう一撃を、確実に防いでいく。

照明の無い部屋

月明かりを背に戦う両者の間からは、火花が散っていた。

高速で移動し、攻撃する女性。

その場に留まり、防御に徹する男性。

両者は相反する戦い方でありながら、決着はつかなかった。

膠着する戦いの中で、男性は勝機を窺っていた。

この嵐のような攻撃の中、自分が反撃するチャンスを。

相手の移動からは隙を、相手の攻撃からは次の攻撃に移るまでの隙を。

ありとあらゆる想定から、自分が勝てる絶対の勝機を待ち続けた。

そして男性はその勝機をはじき出す。

この女性は横に一際大きく薙ぐ際、その後少々ではあるが動きが止まる。

しかし、その隙というのも本当にわずかなもの。

見逃したり、躊躇していては、こちらがやられる。

だが、そこに攻め入ることさえ出来れば、そのわずかな差が、絶対の差につながる。

それは、勝者と敗者の、絶対の差。

横に大きく薙ぐ一撃まで、男性は待った。

やがて

頭上から迫るランスを捌いた後、それはやってきた。

ブォン!

風を切る音がする。

男性はそれを間一髪でかわし、無防備になった女性へ剣を打ち立てる!

ザク

肉を断ち、貫く音。

それは決定的瞬間。

見えなかった女性の姿が見えた。

心臓を貫かれ、立ち尽くす女性。

恐らく即死だろう。

「ふむ、そういえば名を聞いていなかったが・・・」

悔やまれると言えば、久々の来客の名前を聞いていないことだった。

実に200と数年ぶりであったが、今はそれもどうでもよくなっていた。

剣を仕舞い、身を翻す。
















その瞬間
















男性の両足が、膝から下が無くなっていた。

突然の出来事に、一瞬、事実を受け入れられなかった。

「な、に・・・!!」

そんな馬鹿な話しが、一体どこにあるというのだろう。

心臓を貫かれ、即死したはずの人間が動き、あまつさえ自分の両足を薙ぐなど。

ありえない。あってはならない。

だとしたら、考えられることは1つ。

彼女は

初めから

死んでなどいなかったのではないか―――

やがて背の低くなった彼の背後で、足音がする。

その槍の刃に、血を滴らせて。

「狙いは悪くなかったんだけどね」

上機嫌で、彼女は言った。

「私が生きているのが不思議?」

嬉々として彼女は語る。

その顔は、子どもが仕掛けた罠に、小動物がかかったときの笑顔に似ていた。

「あなたが殺したのはね、私の偽物なの」

彼女の口から、真実が語られる。

『ダミーステップ”偽造せし真実”』 だ、と彼女は男性に告げた。

それを聞いた男性は、自分がしてやられた事実を再認識した。

「あぁ、それと」

女性は続ける。

「あなた、私の名前を知りたがってたわよね」

言って女性は自分の名前を男性に聞かせた。

今の女性は、おそらく生涯の目的を達成し、感極まっていることだろう。

そしてこのまま男性の命を奪い、目的を達成する。

それをどれだけ願ったことか。

しかし

名前を聞いた途端

男性は声高らかに、笑い出した。

「あら、私の名前がそんなにおかしかったのかしら」

笑われたことを意外そうに思い、彼女は男性に尋ねた。

見ると男性は顔を笑わせながら

「そうか、お前が・・・!」

「たしかに、お前の村を、【悪魔の村】を襲ったのは私だ。」

だが、と男性は付け足した。

「その村を襲うよう指示したのは、お前と同じ『人間』だ。」

「え・・・」

告げられた女性は、意外な答えに一瞬、混乱した。

その混乱した顔を見れただけで満足したのか、男性は

「よく覚えておくがいい、お前は近い未来、今の私同様、醜い最後を送るだろう」

預言者じみたその言動に、女性は一瞬耳を傾ける。

「そして己が運命を呪ったまま死ぬがいい!」

言ったと同時に

男性の頭が無くなった。












館を後にする。

帰り際、彼女の頭に残っていたのは死に間際の悪魔の言葉。

「お前と同じ『人間』だ」

実行犯はやつで間違いなかったのだろう。

しかし

真の黒幕が後ろに、それも自分と同じ人間側にいる。

「これはローザに話しを聞くしかないか・・・」

溜め息混じりに、彼女は帰路へつく。

帰る先は、古都ブルンネンシュティグの宿。

そこには自分の仲間たちがいる。

「早く帰らないと、アルタがうるさいな・・・」

一人ごちて、彼女は足早に、ブルンネンシュティグへと帰っていった。

森は、静まり返ったままだった。

その胸に

かすかな不安を抱えたまま。
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ハクロン | URL | 2008/03/17/Mon 15:55 [EDIT]
前回よりこっちのが2話分だと思いますハイw
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れいでぃ | URL | 2008/03/18/Tue 01:15 [EDIT]

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