趣味に生きる

紫鯖で活動してい『た』、とあるランサーの日記。

スポンサーサイト

スポンサー広告 --/---- -- --:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

COMMENT

乙!!
ティルナ先生の次回作に期待しています(`・ω・´)
ハクロン | URL | 2007/09/06/Thu 15:52 [EDIT]
ティルナがまだ無課金なレベルの頃のお話かな?w
次は神父の珍道中を期待します^w^
コランダム | URL | 2007/09/07/Fri 00:20 [EDIT]

COMMENT FORM

name:

mail:

url:

comment:

password:

TRACKBACK URL

TRACKBACK

グィード神父との出会い Part4 ~旅立ちの朝に~

未分類 2007/0906 Thu 15:35:18
「ん、ん~~」

ベッドの上でノビをする。

おそらく、またしばらくは出来ないことになるだろう。

私は木で作られた天井をボンヤリ眺めていた。
神父と酒場へ戻ったあの晩。

ボルシチを散々食べた挙句、気に入ったのか加賀吟醸(純)を浴びるほど飲んだ神父は

酒ビンを抱えたまま床で寝ていたのだった。

私は静かに飲んでいたのだが、どうにもこの神父、宴会好きらしい。

というより、本当に神父なのか再び怪しく思えてならなかった。

そんなことを考えていると、店員らしい格好をした人物がすっと私に近寄り

「あの、お会計をお願いします」

私はカウンター席に突伏した。

どうやら私と神父はセットで見られているらしい。

とりあえず会計を済ませた(神父の財布から抜き取った)私は宿を探し

一泊することにした。

宿を探している最中、肩を貸す私に神父は

「よし!もう一軒いくぞい~!ヒック!」

どうやらまだ飲み足りないらしい。

しばらく考えた後、私が出した結論は

「っせい!」















後には、腹部に一発掌撃をもらい、無言のまま倒れる神父の姿があった。

ややあって、私たちは宿についた。

部屋を2部屋借り、片方の部屋のベッドに神父を放り投げると

私はもう片方の部屋へ行った。

部屋は壁から床、ベッドまで木作りの

素朴な感じを楽しめる、落ち着いた雰囲気の部屋だった。

雨は既に止んでおり、空には満月が浮かんでいた。

私はおもむろにランスを取り出し、窓際のちょっとしたスペースに腰掛け、月を眺めた。

ランスを肩で持つようにして、右手で膝を抱える。

右足を窓際のスペースに上手く置き、左足はそのまま床へ。

しばらく月を眺めていた私は、あの洞窟で出会った兵士について考えていた。

「(あの場違いなほどの力、レッドアイの兵士、なのだろうか・・・)」

様々な考察が出て来たものの、結論は自分が未熟であったために

あと少しのところでやられるところであった。

やはり私はまだ弱い。

強くならねば。

あんな兵士など、対峙するまでも無いほどに――


自然と、膝を抱えていた右手に力がこもる。

「もう、寝ようかな」

そう1人ゴチて、私は床に就いた。













翌日

別段、夜明けと共に起きるでもなく、陽が少々登ったころに眼が覚めた。

荷物などのチェックを済ませ、窓から街の様子を眺める。

夜とは違い、商人や冒険家が道を行き交い、商品を乗せた馬車などが往来していた。

なかなか賑やかである。

「さて」

そう言って、私は部屋の中央に置かれた木作りのテーブルに地図を置いた。

これからどこへ行くか、決めなければならない。

目的はあるが、手がかりが少なすぎた。

とりあえず、自身を鍛えるため、聖職者たちの住む街から北方にある

深い、鬱蒼とした森を目指すことにした。

次なる目的地を決めたところで、私は朝食をとるため、宿の食堂へ向かった。

扉を開け、席を目で探していると神父が「おいでおいで」と言わんばかりに手を振っていた。

とりあえず神父の席とは真逆の遠い位置に座り、パンとコーヒーをいただいた。

しばらく憩いの時間が流れる。

そんな時間も、冒険者には重要だろう。

そう思っていた。
















苦しくも数秒後

向かいのイスに座った神父により、その憩いの時間は崩されるのであった。

「朝くらい、静かに食事させてよ・・・」

まだ多少ぼんやりする頭に手を乗せながら、私は神父に言った。

「む?昨日、我輩は突然記憶が無くなり、気付いたらベッドにいたからお主がしたのかと思い」

「それで感謝の意を述べに来たのだがのぉ」

驚いた。

横暴が服を着て歩いているような人物から感謝されたのは、恐らくこれが初めてだ。

記憶を無くした原因を作った張本人ではあるが、ここは素直に受け取っておくべきだろう。

「あぁ、気にしなくていいよ」

「宿代まで出してくれたしね」

ここの宿は前料金システムを取っており、宿代は既に払い済みであった。

もちろん、御代は神父の財布から、であったが。

「む、我輩が宿代まで出しておったのか」

「まぁ、それもよいであろう」

本人がそう言ったところで、私は席を立った。

「そろそろ、行かないと」

「この先、どこへ?」

神父からの質問に

「ちょっと、ね」

そう答えておいた。

そんな私に神父は

「おぬしとは、またどこかで会えるような気がするのぉ」

正直、2度と会いたくないと思っていたが

「そう、また会えるといいね」

少々の笑みを浮かべながら答えた。

これで相手に嫌な思いをさせることは無いだろう、せめてもの礼儀である。

街の入り口まで神父と共に行き(神父がついてきた)そこで私たちは別れた。

お互いに(正確には片方が)また出会えるように。














「さて」

マントを翻して、私は再び歩き出す。

右手にランスを持って、次なる街へと向かう。

「次こそ良い出会いがありますように」

そう願いながら――






この後、ティルナがSoundofBell♪へ行き

その際、再びグィード神父と出会うのは、まだ先のことである。


お疲れ様でした、やっと完結ティルナです (=゚ω゚)ノ

全部で4つのパートに分けてお送りしました。

恐らく、初めてこんな長編物を書いた気がします。

今後あるかはちょっと(ry

まぁ、しばらくは無いでしょうね ( ´,_ゝ`)

知り合いとかと絡めるなら多少あるかもしれませんが!

とりあえず小説は大変だ、というのを思い知りました。

いつもこういうの書けてる人はすごいなぁ (;・∀・)

しばらくはまた通常通りの書き方に戻るので

そちらのほうも楽しみにしていただければなぁ、と思います。






というわけで

小説 完






そんな1日
スポンサーサイト

COMMENT

乙!!
ティルナ先生の次回作に期待しています(`・ω・´)
ハクロン | URL | 2007/09/06/Thu 15:52 [EDIT]
ティルナがまだ無課金なレベルの頃のお話かな?w
次は神父の珍道中を期待します^w^
コランダム | URL | 2007/09/07/Fri 00:20 [EDIT]

COMMENT FORM

name:

mail:

url:

comment:

password:

TRACKBACK URL

TRACKBACK

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。